今回は(237)の続篇的に、3社の新・クレンジングウォーターを御紹介します。
比較的簡単に、さっぱりスピーディに、いつでも どこでも メーク&汚れを落とせるのが、クレンジングウォーターの一番の利点。使用上のコツは…、
できるだけ上質なコットンに含ませて、コットンに色や汚れが付かなくなるまで、コットンを替えながら、摩擦を極力避けるように 丁寧に拭くコト。コレだけでメーク落としは完了しますが、以下のような使用法もオススメです。
帰宅したら、まずクレンジングウォーターで 取りあえず簡単に クイック クレンジングをする。さらに雑用等を済ませて落ちついてから、クレンジングミルク等で本格的なクレンジングをする…。この方法は 美容意識の高い方たちが、時間に追われている時などに採り入れている、ひとつの賢い方法です。
クレンジングウォーターで アイメークをオフするか どうかに関しては、いろいろな考え方があるようですが、僕自身は基本的に反対します。落ちにくいアイメークをクレンジングウォーターで落とすとなると、どうしても目元に圧力をかけたり、コスったりしがちで、シワやたるみの原因になるからです。それに 拭き残しが生じているケースも 実は よくあるのです。
たゞし、アイメークアップリムーバーを使用した後に クレンジングウォーターでリンス的に拭くという方法は、理にかなっている上に実際的なので ◎でしょう。
前置きが長くなりましたが、以下、ハイプライスの高級品から プチプラ系のリーズナブルなモノへ という順で紹介していきますね。なお、価格は全て税抜表示です。
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オルラーヌ オリゴ ヴァイタルラディアンスミセラーウォーター
オルラーヌ オリゴ ヴァイタルラディアンスミセラーウォーター 250ml ¥4,800(7.1より発売中)
ザクロ葉細胞エキス配合により、健やかな肌へと導くクレンジングウォーターです。
ベースとして使われているのは ヤシ油由来の洗浄成分。内側が油となじみ、外側が水となじむ構造の球体(ミセル)になっていて、油性の汚れは 球体の内側に取り込み、その周囲(外側)は 水のようにサラサラ。そのためか、後肌は心地よく、さっぱりとしています。
ボトルは、ディスペンサーの上部が お皿のようになっていて、そこにコットンを当ててプッシュすると、コットンが そのまゝ液を含むというスマートな設計。
香りは、爽やかで優しい フルーティフローラル タイプ。
アルコールフリー処方で、大人のドライスキンにも優しい肌当たり。朝の泡洗顔代わりにも使えます。
詳しくは、0120-41-0885へ。
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フューチャーラボ クイッククレンズスパローション プラス
フューチャーラボ クイッククレンズスパローション プラス 250ml ¥3,800 (香りの違いで2種類あり)(8.6より発売予定。一部先行発売あり)
大山田温泉水、出雲湯村温泉水、長湯温泉水をベースに、15種類の花エキス、3種類のヒアルロン酸etc、美容成分95%配合というクレンジングウォーターです。
クレンジング+洗顔+角質ケア+化粧水+美容液の5役を果たす というキャッチフレーズには少々驚かされましたが、汚れもザラつきもない、まるで温泉あがりのようなツルスベの肌になれるコトは間違いありません。それに拭き取りをしたまゝでいても、少しも つっぱってこないコトは確かです。
香りの違いで 2種類から選べます。
ピンクのボトルは、優しい “野バラの香り”。
イエローのボトルは、爽やかな “ジューシィシトラスの香り”。
アルコールフリー処方で、肌当たりは まろやか。デリケートスキンにも使っていたゞけるはずです。
詳しくは、0120-766-153へ。
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ナチュラド オーガニッククレンジングウォーター
ナチュラド オーガニッククレンジングウォーター 500ml ¥2,100、100ml ¥1,200(6月より発売中)
98.7%天然由来、19.9%オーガニック成分を使用した、南フランス・イエール島生まれのクレンジングウォーターです。
ベースは、ダマスクローズとブルエ(ヤグルマギク)のフローラルウォーター(芳香蒸留水)。保湿成分としてヒアルロン酸etcを配合し、消炎効果・肌トラブル防止・アンチエイジング効果も期待できます。
つっぱり感はありませんが、ベンジルアルコールを含んでいるので、肌によっては少し刺激を感じるかも(僕の場合は、若い頃に愛用していた “代謝促進効果の高い化粧水”を使っているような感覚でした)。
香りは、おだやかな ローズウォーター タイプ。
詳しくは、0120-99-8759へ。
今日はココまで。皆さん、夏バテしませんように。では!
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![]() 大高 博幸 1948年生まれ、美容業界歴47年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信 http://www.biteki.com/article_category/ohtaka/ |