Q デオドラントについての質問です。先般、アメリカ留学から帰国した親友から、「デオドラントに含まれている成分のアルミニウムは、認知症の一原因とされている」と聞きました。私は先生のオススメ品『ラヴィリン デオドラントクリーム』を愛用しているので大丈夫ですが、父と弟が使っている製品の成分表示を見たら、“アルミニウム”の記載がありました。心配なので、それが含まれていない製品で、日本でも購入可能なモノを教えてください。できれば、毎日使えるスティックタイプを希望します。よろしくお願いいたします。(ユウカ、26歳、事務職)
A お友達から聞いた話は、日本では情報が一般的に共有されるところまで行っていないのが不思議ですが、「ガンや認知症などの一原因だと分かってきている」ため、全米ガン治療センターでは アルミニウムが使われていないデオドラント製品を“推奨”している程です。
“アルミニウム フリー”のデオドラント製品は、この1~2年の間に日本市場でも急速に増えてきましたので、ラクに入手できるはず。ここでは僕が常用している製品を中心に御紹介します。
なお、「ワキの下をサラサラにする効果は、やや弱いかも」という感は正直に言ってあるのですが、僕は「やはり“安心”を最優先しよう」と決めています。
ネイチャーズゲート エチケットスティック
ラベンダー&アロエ(LA)、レモングラス&クラリセージ(LC)、ティーツリー&ブルーサイプレス(TB)の3種あり。各48g、¥1,260
植物由来の酵素とベーキングソーダの働きで、健やかで清潔なワキの下をキープ。オーガニック認証取得のハーブブレンドで、ハーブ畑や田園を想わせる香りが微かながら感じられます。
清潔なワキの下に、スティックをダイレクトに当てて塗布します。僕は去年の夏(発売直後)からTBを愛用中です。
詳しくは、K.K.アリエルトレーディング Tel.03-5786-0482へ。
アルバボタニカ クリアスティック
ラベンダー、ティーツリー、アロエの3種あり。各57g、¥945(ラベンダーとティーツリーには、14g、¥630もあり、携帯に便利)
USAでは、天然成分100%のパーソナルケア市場売り上げNo.1のシェアを誇っているロングセラーとのコト。日本では今年の5月に発売が開始されました。
スティックの塗布面を水orぬるま湯で湿らせてから、清潔なワキの下に2往復ほど塗布します。
詳しくは、K.K.ジョージ オリバー Tel.03-3505-7853、またはwww.go-g.jpへ。
≪オマケのインフォメーション≫
スプレータイプの男性用デオドラントも新入荷(7.15新発売)。好みで選べる3つの香り(天然香料使用)と、ナチュラル派のための無香料タイプがあります。
クリスタルロック ロック ボディスプレー 全4種、各118ml、¥1,030
詳しくは、K.K.ジョージ オリバー(上記)へ。
Q 「彼氏or兄弟orお父さんにプレゼントしたい、New メンズ フレグランスを」という質問が複数の方から届いています。年令ではなく、香りのイメージと贈る相手の個性を考えて、似合いそうと感じたフレグランスをプレゼントしてみてください。
ケンゾー オム スポーツ エクストリーム オーデトワレ 50ml、¥6,825
アクティブなスポーツマンタイプ、若々しくドライなタッチ。スパイシーな後立ちが男性的です。
サルヴァトーレ フェラガモ アクア エッセンツィアーレ オーデトワレ 50ml、¥7,560、100ml、¥10,290
クリスピーなグリーン&シトラスノート。自由なエッセンシャルウォーターのイメージ。ピュアなタッチの中に、セクシーな雰囲気も見え隠れ…。香りは強くありません。
ジバンシイ ジェントルマン オンリー オーデトワレ 50ml、¥7,350、100ml、¥11,025
ネーミングどうり、紳士のみに許される知的で優しい香調。自然なウッディ&グリーンノートの奥に、落ち着いたパウダリーな ぬくもりを僕は感じます。
プレゼントする際、スプレーする部位についても、必要であれば(フレグランスを使い慣れていなければ)簡単に教えてあげましょう。
・胸元にスプレー…は、極力避ける(コレは僕の個人的な考えかも しれませんが)。
・背中・肩・ウエスト周り・ヒジ&ヒザの裏側の脈打つ部位・手首の脈打つ部位へ少量づつスプレーすると、香りが心地よく、上品に漂います(つけ方が大切なんですよ)。
次回の配信(166)は7.25、虫除けについてのQにAします。では!
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ビューティ エキスパート 大高 博幸1948年生まれ、美容業界歴46年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信 http://www.biteki.com/article_category/ohtaka/ |