今日は スキンケアシートorクロスの優秀品を2種、御紹介。
ひとつは Ⅰ メークオフのための“クレンジング クロス”、もうひとつは Ⅱ 角質ケアのための“弱酸性ふきとりピーリングシート”です。
どちらも液の処方そのものが優秀な上、クロスorシートの質が素晴らしく、僕は現在ヘビーローテーション中!
Ⅰ エレガンス クレンジング クロス 40枚入、ケース付き ¥3,800+税、リフィル ¥3,600+税 (4.18より発売中。定番品)
マイルドで みずみずしい、シートタイプのクレンジングです。
厚みのある大判クロスに シルキージェルベース(ローズウォーターや潤い成分を配合)が たっぷりと含ませてあり、メークや汚れを素早く浮かせ、クロスが それを しっかり絡め取るという製品。
後肌は みずみずしく、しっとり すべやか。優雅なローズブーケの香りも心地良く感じられます。
クロスは 程良いクッション性を備えたメッシュ状で、摩擦レス=肌に負担を与えない点が実に優秀。一般的なクレンジングローションをコットンに含ませて肌を拭くと、たとえば頬のトップから目尻に向かう骨格のカーブ部位に圧力が かゝりやすく、そこだけ皮膚が薄くなってしまったり、微かな痛みを覚えるという方が少なくありませんが、このクロスの場合、そうしたマイナスが生じないのです。しかも肌に優しいだけでなく、メッシュの凹凸加工がメークや汚れを しっかりとキャッチしてくれるので、クレンジングステップの効率も高くなります(たゞし、しっかりめにメークした日は、クロスを2枚使うコトを 僕はオススメします)。
もうひとつ、容器の中で 最後の1枚まで クロスが乾いたりしないコトも、この製品の優位点です。
既に40枚を使い切っていた僕は、発売日にはリフィルを買いに走りました。
Ⅱ エテュセ ふきとりピーリングシート 45枚入、¥850+税 (5.15より数量限定発売)
さわやかでいて みずみずしい使用感の、時短・ピーリングシートです(『美的』6月号でも紹介済み)。
時間のない時でも、拭くだけで余分な角質や毛穴汚れを しっかり除去、むき卵肌状態にしてくれるので、特に朝のケアに最適。コレで拭けば、泡洗顔は不要(!)になります。
毎朝使える処方 というコトもあり、ピーリング効果は比較的 穏やかで、肌がヒリつきを感じるコトは まず ありません(僕は発売前の最終処方品を4週間以上、毎朝連続試用しましたが、肌の調子は いたって良好。朝は泡洗顔しない人間――23歳の時から ずっと――なので、このシートは正に恩恵!)。
シートそのものは エレガンスの製品よりは 薄め&小版ですが、メークを拭き取るワケではないので、厚みもサイズもコレで充分。極細繊維(一般的なシートに用いられている繊維の約8分の1という細さ)を採用しているため、肌あたりは柔らかく摩擦レス、しかも余分な角質も毛穴汚れも 確実に絡め取ってくれます。
困ったコトが たゞひとつ。コレが限定品というコトです。取りあえず3個は まとめ買いするつもりでいますが、夏の終りや秋の終りにも使いたくなるコトは間違いナシ…。定番化して とまでは言いませんが、年に4回くらい、限定発売してほしい製品です。
液自身の質はモチロンですが、シートorクロスの質が向上したコトによって、取り去るケアが こんなにもラクになるなんて、エレガンスさんとエテュセさんには 心から感謝!!
皆さんも、ぜひ使ってみてください。では!
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ビューティ エキスパート 大高 博幸 1948年生まれ、美容業界歴47年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信 http://www.biteki.com/article_category/ohtaka/ |