使ってみて コレは良かった というアイテムを御紹介する お試しレポート。今回は、やっと入手できたポーラのナイトマスク、モロッコ製の優秀バスオイル、そして フューチャーラボのリップクリームの巻です。
ポーラ おやすみしっとりシルクマスク ¥2,900+税 (1.7より発売中)
目の下から頬や口元までを すっぽりと覆い、睡眠中の肌の乾燥を防いで 潤いを保つマスクです。
発売以来、ずっと品切れ状態が続く大人気商品となり、僕が入手できたのは4月5日。以来、毎晩 欠かせない必需品となりました。
素材は、吸湿性と放湿性の高いシルク92%に、ナイロン4%とポリウレタン4%の混紡。睡眠中の寝息がマスク内に滞留するために適度な保湿層が生まれ、肌のしっとり感を高めてくれます。
サイズは、折りたゝんで、パイピングの端から幅19cm×長さ15cm。立体的な縫製により、目の下からアゴの下までを すっぽりと包み込むように無理なくフィット。柔らかくズレにくい耳かけ式で、違和感のない着け心地です。
使用して実感しているのは、①ナイトクリームが毛布や枕カバーに吸い取られるコトがなく、②寝息の水分と温度がナイトクリームの浸透を高め、③目覚めの肌を今まで以上に ふっくらさせてくれる効果。さらに、④ノドの乾燥防止にも一役 買ってくれているようです。
以下は、自己流ですが、僕はアゴ先から まぶたの上までをカバーするように、位置を上めにズラして使用中。2回だけ、朝 目覚めたら 顔から外れていたコトがありましたが、それは多分、よほど寝相が悪かったからで、それ以外は一晩中、ほゞきちんと着用したまゝ朝を迎えています。
特にオススメしたいのは、大人の乾燥肌の皆さん。
洗って何度も使えるので、経済的と言えるのでは? と思います(洗い方等については、能書に丁寧に記されています)。
詳しくは、Tel. 0120-117111へ。
フルールドファティマ バスオイル 3種 100ml、¥3,800+税 (2013.10.2より発売中)
ワイルドで雄大な自然とフランスの文化のエスプリが混在する 北アフリカ・モロッコ生まれのブランド、『フルールドファティマ』のバスオイルです。
通信(212)を読んで、「大高さんが大のバスオイル・ユーザーだと初めて知った」という知人が送ってくださったモノで、僕は それまで、この製品の存在を知りませんでした。
通常のバスタブ(250ℓサイズ)に 約170ℓのお湯(38℃前後)を入れ、バスオイルを15~20滴ほど、ボトルを振りながら注いで混ぜ、ゆっくりと入浴を楽しみます。
香りの違いで3種の製品があり、“オレスー5”という成分が乳化剤となって、お湯と一体化&お湯を白濁させるとのコト。
不思議に感じたのは、お湯の表面に“飛行機に乗って上空から見た穏やかな雲海”のように、白い膜が出来るコトでした。そのバスタブに つかって リラックスしているうちに、薄い雲のような膜は徐々に消えて行き、その間に全身がクリーミィ&スムースに整ってくるのです。
ベースに用いられているのは アプリコットシードオイルで、しっとり感は バスタブに注ぐオイルの量によって調整が可能。
香りは、3種共に神聖な雰囲気を感じさせるところが素晴らしい。3種の精油と香調は…、
ユーカリ… ユーカリとペパーミントの精油による、クリア感の高いノート(クラシカルな雰囲気もある)。
ミント… スペアミントとレモン&オレンジの精油による、リラックス感の高いノート。
レモンバーベナ… ヴェルヴェーンとオレンジの精油による、リフレッシュ感の高いノート。
詳しくは、www.fatimamorocco.com、または 03-6804-6717へ。
フューチャーラボ デルマQⅡ メルティジェリーリップ SPF23 PA++ ¥2,800+税 (5.30発売)
スティックタイプでありながら、『メルティジェリー』というネーミングに興味を抱いて お試しをしました。
正直なところ、想像していた程には『ジェリー』という感触では なかったのですが、このリップクリームは確かに『メルティ』。唇に軽く押し当てた瞬間、柔らかくトロけて、滑るように伸びました。そして、うっすら透明なピンクの唇に仕上がりました。
成分は、上質なワックスベース + ダマスクローズ由来のローズウォーター + マイクロヒアルロン酸で、サンスクリーン効果(リップクリームとしては高い値)も備えています。
感触は、みずみずしく なめらかで、ベタつき感は全くありません。
ほんのりとした優しい香りは、天然のノバラオイルによるモノ。
ついでに言うと、合成香料 & パラベン & 鉱物油は無配合。
口紅やグロスの代わりにコレだけを使えば、少女風の潤いに満ちたピンク色の唇に。モチロン、リップメークのベースとして使っても花マル。1本持っていると便利です。
詳しくは、www.future-labo.com、または 0120-766-153へ。
きょうはココまで。近いうちに、また!
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ビューティ エキスパート 大高 博幸 1948年生まれ、美容業界歴47年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信 http://www.biteki.com/article_category/ohtaka/ |