毎月1回のベージュカラーの御紹介。今月はマットからグロッシィまで、バリエに富んだリップカラーが数多く お目見えします。発売日の早い順から、サクサクッとレポートしていきますね。
エスティ ローダー ピュア カラー エンヴィ シャイン リップスティック 09 本体¥3,800 (3.21より発売中)
全16色中、4色までがベージュ~ブラウン系という新口紅。
潤いと輝きに満ち、独自の“マルチ ファセット カラー ピグメント”が、ふっくらとした立体的な唇を演出。
キャップはカチッとセットされるマグネット式。
09は、デリケートなパールの輝きとオレンジのテイストを帯びたヌーディベージュ。
09の他、10、11、12も要チェック。
レブロン カラーバースト ラッカー バーム 05 本体¥1,200 (3.23より発売中)
大人気、カラーバースト コレクション 第2弾のクレヨン・リップカラー。
テクスチャーはクリーミィ&グロッシィで、この“ラッカー”タイプは ツヤ感の高さが第1の特徴。
繰り出し式の構造やペパーミントの香りは、既存品と共通。
05は、ブラウンを帯びたシアーなベージュで、超微細な輝きの粒子がツヤを強調している。
イヴ・サンローラン・ボーテ グロス ヴォリュプテ 20 本体¥3,500 (4.1 発売)
第2次グロスブームの幕開けを予感させる全22色の新製品。
とろける感触、スキャンダラスな輝き。
“KISSアプリケーター”も YSLならではのモノ。
20は、微細なゴールドグリッター入りのヌーディベージュ。
塗り心地は想像していたよりも軽く、ベタつきや重さは感じられない。
キャンメイク カラフルネイルズ 71 本体¥360 (4.3 発売)
ラメやパールを含まず、ワンコートで ほゞ均一のカバー力と発色が得られるネイルエナメル。
71は、明るめのスキントーンベージュ。
同時発売の口紅、『ジャストフォーミー エッセンスルージュ』(本体¥650)の、C01(血色感のあるナチュラルベージュ)、C02(テラコッタ風の やゝ黄み寄りのキャメルベージュ)も要チェック。柔らかくウェットなテクスチャーは、プチプラとは思えない程のクオリティ。
フェリーチェ トワコ コスメ ミューズ オーラ パレット 本体¥6,000 (4.8 限定発売予定)
透明感の高いシアーな発色と、なめらかなテクスチャーを追求したアイカラーパレット。
ヘアメークアップアーティストの黒田啓蔵さんと君島十和子さんのコラボ企画 第2弾。
左上の“クリアリストベージュ”が 目元のくすみを払いながら 優しく光を集め、伏し目にした時にもドラマティックな美しい表情を演出。
ソルベのようなホワイト、柔らかいハニーピーチ、暗くならずに目元を引き締めるネオマットブラウンとの組み合わせが新鮮。
NARS コントゥアーブラッシュ 5180、5181、5182 本体各¥4,200(4.11 発売)
簡潔に表現すると、ハイライト(ライトシェード)とローライト(ダークシェード)のセット。
視覚効果に優れた超微子パウダーの独自なブレンドにより、シルキーなフィーリングと自然かつ洗練された立体感を創造。
① 右のダークシェードを頬~頬骨の下、アゴのラインに沿ってブラシで軽く のせ、
② 左のライトシェードを頬骨の上~目の下、必要であればアゴ先や額にものせて、骨格を極立たせる。
カラーコンビネーションが秀逸な全3種中、多くの日本女性にとって使いこなしやすい(と思う)のは、“OLYMPIA”というUSネームの5180。
リンメル ラスティングフィニッシュ クリーミィ リップ 001、002 本体各¥1,300(4.11 発売)
ハチミツ+美容成分配合の新口紅。
クリーミィなテクスチャーでありながら、持続性にも優れている。
発色はクリアで、ボリュームを感じさせる仕上がり。
001は、スイート&ヌーディなピンクベージュ。
002は、フレッシュ&モードなコーラルベージュ。
コスメデコルテ AQ MW リップスティック BE884 本体¥3,500(4.16 限定発売)
この夏のための限定色。
“バカンスで訪れた海辺の景色”をモチーフとしたコレクションのひとつで、容器も限定仕様。
BE884は、繊細に輝くゴールドとレッドパールが ふんわり甘めに発色する、ピンク寄りのフェミニンなベージュ。
カネボウ化粧品 コフレドール ルージュエッセンス BE-217 本体¥2,700 (4.16 限定発売)
色はモチロン、潤いまでが持続する“エッセンスカラーヴェール処方”を採用した口紅。
BE-217は、優しい輝きを まとった 軽やかな雰囲気のスプリングベージュ。
ジョルジオ アルマーニ コスメティックス サン ファブリック 100、200 本体各¥7,000 (4.16 発売)
フェースカラーorチークカラーorシェーディングカラーとして自由に使える アルマーニならではの逸品。
薄く透き通るシルクシフォンのように肌を包む 極上のサマーカラーパウダーで、柔らかく繊細な質感と、鮮明な発色を実現。
100には ゴールドにコーティングしたパールが、
200には アンバーにコーティングしたパールがブレンドされている。
パレット下段に、オリジナルブラシを内蔵。
レブロン カラーバースト マット バーム 05 本体¥1,200 (4.20 発売)
カラーバースト コレクション 第3弾のクレヨン・リップカラー。
初めて と言える程の、マットでいて潤いを実感させる処方がユニーク。
明らかにマットなのに、ゴワつき・モタつき感がなく、なめらかにソフトに伸びる。不自然な膜感もナシ。
この使い心地と仕上がりの良さは、シア&マンゴー&ココナッツバターの配合量が徹底的に計算された結果と推測。
05は トレンド感のある やゝペールなヌードベージュで、ピュアなベビーテイストと セクシーな大人のテイストを同時に感じさせる。
5月のベージュ・オン・パレードは、4月22日頃に配信の予定です。では!
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ビューティ エキスパート 大高 博幸1948年生まれ、美容業界歴47年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。 ■大高博幸の美的.com通信 http://www.biteki.com/article_category/ohtaka/ |